「認知症」って何でしょう?

「アルツハイマー」といった名前でも聞くけれど。

身近にいても理解しがたいその状況。

いつもしっかりものだった母が、

几帳面だった性格の父が、

健康そのものだった妻が…

あるいは、脳内出血で倒れたが一命をとりとめた夫が…

物忘れが多くなった、いつもと違うことを言う、

これまで見たことがない人柄になる。

やり取りがうまくいかなくなった…

これがもしかして、これが認知症なのでしょうか?

それとも、単なる高齢のための物忘れにすぎないのでしょうか?

できることなら考えたくはないけれど

将来、自分の家族が、身近な人が認知症になってしまったら…

身近にいる家族だからこそ変化に気付くことができる認知症。

一般に、兆候として以下のような例が多いようです。

 

 

認知症の兆候(初期症状、前認知症(小ボケ)段階)

● もの忘れがひどい

● 判断力・理解力が衰える

判断・決定することができなくなくなった

薬の管理ができなくなった

買い物や預金をおろすなど、お金の使い方がわからなくなる

● 時間・場所がわからない

● 人柄が変わる

相手の意見を聞かない

● 不安感が強い

● 意欲がなくなる

ぼんやりしていることが多くなった

※「認知症の人と家族の会」より抜粋

 

まずは医師の下で診断を

認知症の早期発見のためには、専門医に診てもらうことが大切。

最近では「物忘れ外来」「認知症外来」などの認知症診療の専門外来を設けているところが多いですが

できれば認知症を正確に判断するためにSPECT(脳血流シンチグラフィ)や

CT、MRIなどの医療機器を備えている医療機関を選ぶとよいとのこと。

また、かかりつけ医に相談し、専門機関を紹介してもらう方法もあります。

 

症状にあわせたケアも重要な治療法

ケアの手段としては、

施設などで精神科の医師や各種療法士が行う心理療法があります。

○自己認識を回復させる「回想法」

○周囲に関心を促すために行う「リアリティー・オリエンテーション」

○動物によって関心を促す「アニマルアシスドセラピー」

○音楽によって過去を想起させる「音楽療法」などです。

 

家族や周りの人による介護も治療のひとつになります。

介護者の対応によって、認知症の症状はよくなりますので、なるべく患者さんの身になって考え、対応することが望まれます。

決して否定してはいけません。            【サワイ健康推進課】より引用

 

 

私自身、幼い頃からお世話をしてもらっていた義祖母が寝たきりの認知症になり、

自分のことを忘れられているのが怖く、

近くに住んでいなかったということも助長してしまい、面会に行けませんでした。

その数年後に亡くなってしまって、生前会いに行かなかったことを後悔したものでした。
その当時もう少し知識があれば、接し方も変わっていたと思いますし、
前向きに考えられたのかもしれないと思いました。

残念ながら今のところ、認知症を完全に治す方法はないようですが

治療やケアを行うことで進行を遅くしたり、症状を軽くすることが可能なようです。